医療保険を見直す理由

医療保険の見直しについてということですが、まず、なぜ見直す必要が生じるのか。見直す意味は何か。その最大の理由は医療の進歩と言ってよいと考えます。

医療の進歩で最も顕著なのは手術の技術の進歩でしょう。例えば心臓の手術といった大きな手術でも、現代では開腹せず腹腔鏡で簡単に行うことができるようになりました。このことは入院日数が飛躍的に短くなったことを意味します。また病院の分業化とでも申しますか、前述の手術を行った患者でも、手術そのものは大きな病院やその手術の専門医が行いますが、2週間もすれば、その病院及びその医師が担当しなければならない部分は過ぎたと判断され転院ということになり、それをきっかけに退院してしまう患者さんも少なくないということがあります。

そんな中、古い医療保険は5日以上入院しないと保険がおりない、20日以上入院しないと保険がおりないというのことになっていますから、これでは保険には加入している意味がないということになります。また、手術の種類も大変増えましたので、古いままの保険だと給付対象外の種類が多く出てしまい、契約者にすれば保険から手術給付金がおりると思っているにもかかわらず実際は給付対象の手術として約款にうたわれていないということが生じ、これまた保険に加入していないのと同じことになってしまうということです。従って医療保険を見直すことの意味は、現在の医療に沿った内容のものにするということになります。