見直すメリット

見直しの注意点やデメリットは概ね以上になりますが、それでも、医療の進歩の目覚ましさを考えると見直しにはメリットも多いですから、見直しをお考えの方は、健康なうちに、自分の目で自分の考え・ニーズに合った保険を選べるうちに、見直しされることをお勧めします。また、保険料は健康な人より高くなりますが、持病のある方でも入れる保険というのも多く販売されていますから、持病があるからと言って諦める必要は全くありません。

最後に、保険というのは健康な間は必要を感じませんが、年齢を重ねると欲しくなり、しかも平均寿命も年々延びている現代では、70歳だの80歳だので切れてしまうというのではなく、一生涯保障してくれる保険だと安心だと感じますね。そういった医療保険には保険料を払う期間も一生涯払い続けるタイプと、50歳まで、60歳まで、70歳まで・・・というように若いうちに保険料を払い終わってしまって保障は一生涯あるというタイプがあることを改めてお知らせしておきます。そうです、保険料を払う期間は選べるのです。

また解約金があるタイプ、僅かでも死亡保障があるタイプ、女性疾病やがんや糖尿病などの特定疾病の場合には入院費が倍額支払われるタイプ、健康で全く保険を使わなかった人にはお祝い金とでもいうようなものがおりるタイプなど、国内の生命保険会社、外資系の保険会社、損害保険会社、それぞれに特徴がありますので、いろんな会社の情報を取り寄せられると良いですね。

会社ごとに見直す

次に、異なる会社で見直すという場合について書きます。持病が有ったり治癒して間もなかったりした場合、自分の望む保険に加入できなかったり保険料が高くついてしまったりというのは、前述と全く同様ですが、一つ違うのは、前述の場合「既得権」というようなものもありますので、新規の加入者より場合によっては、新しい保険に加入しやすいということがありますが、他社への新規加入の場合はそれがないということ。

また同じ会社の場合なら、申し込みはしたものの健康上の理由で契約が引き受け不可、即ち新しい保険に加入できないとなっても元の契約に戻るだけですが、他社新規の場合、何らかの理由で契約が引き受け不可になったら、それまでだということです。

従って他社に新規で加入するという見直しの場合は、そちらの契約がきちんと成立するまでは現在の契約を解約しないことをお勧めします。その場合ちょうど切り替えとなる月は、医療保険の保険料を両社分を払わなければならないということも起こるかもしれませんが、もしもその間に病院にかかったら両方の保険がきくわけですし、会社によっては保険料が発生しないところもありますので、その辺は担当者などに細かくご確認ください。

具体的な見直し方法

医療保険の見直し方法としては、ざっくり言うと、現在加入している保険を下取りにだして新しいものに加入する方法と、現在加入している保険を解約して新しいものに加入する方法の二つがあります。前者の場合は加入する会社は同じ会社になりますが、後者は概ね異なる会社に加入することになります。これを踏まえまず、見直しの注意点について書きます。

まず同じ会社で見直す場合について言いますと、見直す時には現在の保険に加入した時より契約者の年齢が上がっているというがほとんどですから、保険料は必ず高くなるという事です。

次には、万一治療中の病気が有ったり、治癒していても日が浅かったりすると、その病気には保険がきかないということが生じます。病気の種類によっては、最悪の場合、新しく保険に加入することができないということが生じます。

また、保険には加入できるものの、保険料が健康な人より相当高くかかってしますというようなことも生じます。そうです、保険の基本概念は「平等」ですので、病気がちの人、即ち給付金を多く受け取れるリスクの高い人と、そのリスクの低い人を同じ保険料で同じ内容の契約に加入させるという不平等をなくすため、加入者一人一人の健康状態によって適切な保険料というのが算出されるのです。そのために加入時に健康診断などが必要になるのです。

医療保険を見直す理由

医療保険の見直しについてということですが、まず、なぜ見直す必要が生じるのか。見直す意味は何か。その最大の理由は医療の進歩と言ってよいと考えます。

医療の進歩で最も顕著なのは手術の技術の進歩でしょう。例えば心臓の手術といった大きな手術でも、現代では開腹せず腹腔鏡で簡単に行うことができるようになりました。このことは入院日数が飛躍的に短くなったことを意味します。また病院の分業化とでも申しますか、前述の手術を行った患者でも、手術そのものは大きな病院やその手術の専門医が行いますが、2週間もすれば、その病院及びその医師が担当しなければならない部分は過ぎたと判断され転院ということになり、それをきっかけに退院してしまう患者さんも少なくないということがあります。

そんな中、古い医療保険は5日以上入院しないと保険がおりない、20日以上入院しないと保険がおりないというのことになっていますから、これでは保険には加入している意味がないということになります。また、手術の種類も大変増えましたので、古いままの保険だと給付対象外の種類が多く出てしまい、契約者にすれば保険から手術給付金がおりると思っているにもかかわらず実際は給付対象の手術として約款にうたわれていないということが生じ、これまた保険に加入していないのと同じことになってしまうということです。従って医療保険を見直すことの意味は、現在の医療に沿った内容のものにするということになります。

医療保険の見直し方法について紹介します